ロケット社が、シンガポールに顧客体験センターを新設

フランス、ラ・マドレーヌ - 2023年7月20日。
プラントベース原料の世界的リーダーであるロケット社は本日、シンガポールにおける顧客体験センターの新設を祝います。この新しい施設は、アジアの味覚に合う魅力的な食品イノベーションの深化に向けて、顧客の戦略的パートナーとして、 ロケット社のリーダーシップをさらに進化させることを目指しています。さらに、この真新しいセンターは、ロケット社の90年にわたる豊かな卓越性の歴史と、お客様へのサービスに対する強いコミットメントの証左でもあります。キッチンスタジオと官能試験ハブで構成されるこのセンターは、科学とイノベーションを通じて、日常の食体験と価値を高めるというロケットの能力を示すものです。

PwC、ラボバンク、テマセクの2021年の調査（2021 study of PwC, Rabobank and Temasek ）によると、アジアは現在、最大の食品消費市場であり、2030年までにさらに5兆9000億シンガポールドル（4兆4000億米ドル）の支出が見込まれています。この増加の55％は、消費者の選択によることになると考えられます。さらに、パンデミックによって、消費者の習慣、特に何をどこで食べるかが変化しています。それ以来、アジアではより健康的な食事と持続可能な食材の使用が目立つようになっています。ロケット社の新施設は、美味しく、革新的で持続可能な食体験の開発において、より強力なアジアの食の物語を築く上で中枢の役割を果たすようになります。

アジア料理に特化した最先端の施設
顧客体験センターは、より大きな食のイノベーションに向けた食品企業との連携の区域として設計されています。この料理スタジオは、今日のこの地域の洗練された消費者にアピールするアジア料理スタイルにおいて、ロケット社の食材のさまざまな可能性を効果的に紹介できる多目的機能を備えているために、各種のアジア料理法が可能になります。

食の未来を想像して設計することで、パネリストがロケット社の食材を使って、様々なアジア料理の機能性、味、香り、見た目を評価できる感覚のハブを歓迎します。その結果は、アジア人の味覚に合った新鮮で独特なソリューションの開発への支えとなります。

ロケット社 アジア太平洋CEOのロヒト・マルカン（Rohit Markan）は、次のように述べています。「この顧客体験センターの開設は、フランスに開設した食品イノベーション・センターに続くものであり、ロケット社が2023年に開設する3番目の新施設となります。これは、消費者の食習慣に合わせた製品を提供する一方で、革新に向けたロケット社のコミットメントと、市場にサービスを提供するための適切な能力を構築することへの深い理解を示すもうひとつの証しです。さらに、ロケット社の専門知識のグローバル・ネットワークの一部として、この新しいセンターは、植物由来のイノベーションを食品と栄養の分野にもたらすという私たちの実証済みの実績に沿うものです」

アジアの多様な国々と文化、料理の選択肢、食生活の嗜好、食品生産システムの成熟度によって、Roquette社の地域本社のあるシンガポールは、志を同じくする企業が国境を越えて未来に対応した持続可能な食品ソリューションを開発することで、地域の食品イノベーション・ハブとして理想的な位置となっています。顧客体験センターの落成式には、シンガポール経済開発局のダミアン・チャン（Damian Chan）副局長の出席の栄誉を受け、ロケット社の多数の顧客が出席しました。

「ロケット社がシンガポールに新しい顧客体験センターを設立するとの決定は、食のイノベーション・ハブとしてのシンガポールの地位をてこ入れし、アジア全域の多様な文化に有益なことになります。この専用スペースは、この地域の消費者の嗜好に合わせた製品の共同創造と進歩を可能にすることで、代替タンパク質を含む新規食品技術の成長において、シンガポール企業を含むパートナーを支援するようになります。私たちは、成長する地元の農業食品エコシステムを増強するために、栄養価が高く持続可能な食品ソリューションが増えることを期待しています」とチャン氏は総括しています。


90年にわたって植物に由来するイノベーションを続けてきたロケット社には、消費者のさまざまなライフスタイルに特有の本質的なニーズを満たす食品の概念を再考する専門知識があります。「私たちが蓄積してきた専門知識は、食品と栄養の分野において相当な強みになります。シンガポールには、食のイノベーションが繫栄し、この地域でより持続可能な食料システムに向けて、新たなソリューションを開発するための活気あるエコシステムを提供しています」とマルカン氏が語っています。

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